フリーランスの屋号はどうする?
個人事業として立ち上げる事を決め、あと1週間で会社をやめるという時に、
先輩「屋号って決めた?」と聞かれました。
私「え、屋号って何ですか??」
先輩「おー、知らないんだ。決めて書いたほうがいいから調べときな」
私「はーい(う、なんか面倒そう。。。)」
ということで、屋号について調べてまとめました。
屋号とは
「屋号」とは、個人事業主が名乗ることができる会社名のようなものです。
その時に記入するのが「屋号」です。
「屋号」を書かなくても提出はできるのですが、
あった方が何かと便利ということが分かりました。
- 名刺に「屋号」が書ける!(フリーランスエンジニアなどが味気ない人にとってはいいですね)
- 契約をする際に「屋号」を聞いてくるところもある。(信用度の関係だと思います)
- 銀行に事業専用の口座を開設できる!(帳簿管理などが飛躍的に簡素化されます)
- 領収書の宛名に「屋号」をつかえる!(書きやすい屋号だとこっちの方が楽ですね)
屋号を付ける時のルールは?
屋号を決める際、以下のものはつけてはいけません。
【禁止事項】
- 会社
- 株式会社
- 合同会社
- 有限会社
- コーポレーション(Corporation)
- Co.,Ltd
- LLC
- Inc.
などの文字は「会社」ではない個人事業主が付けることはできません。
また、
『不正競争防止法の「営業主体誤認行為」に該当しないようにする』
ことが必要です。これは、すでに他人が営業で使用している名前や、似ている名前を利用することを言います。
しかし、これが少し微妙なところがあり、
あまりにも有名すぎる名前はアウトなのですが、業態や地域が違う場合は大丈夫ということもあるという、
なんとも微妙なニュアンスなのです。
法務局に行くなどで調べることもできますが、インターネットで検索してかぶっている会社などが無ければ、
大丈夫とみなしても良いのではないかと思います。
屋号が思いつかない。。。
いざ屋号をつけようと思っても屋号ってどういうのを皆付けるんだろうって感じですよね。
禁止事項を守れば何でもいいのですが、名刺や人に名乗る際は屋号だけで何の仕事かが分かると
やはり遣り取りがスムーズになるというのもあります。
例えばエンジニアであれば、
- 〇〇システムズ
- 〇〇エンジニアリング
- 〇〇テクノロジーズ
- 〇〇ソリューションズ
- IT〇〇
- 〇〇デザイン
のように、聞いただけで分かるものを作るのも良いと思います。
ただ、実際色々な人の屋号を聞いたりすると、自分の好きな言葉をつけている人が多いので、
そこは人それぞれって事ですね。
屋号の例が欲しい!って言う方は、クラウドソーシングで屋号の案を募集している方もいるので、
そこを参考にして、考えるのもいいともいます。(あくまで参考にしてください)
屋号の決定
そこまで行けば、晴れて個人事業主として仕事を気持よくこなすことができます。
屋号をみなさん考えてみましょう!